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6日目、いよいよ最終日

11月22日、最終日は9時半にやちむん通りにある「うちなー茶屋 &ギャラリー ぶくぶく」に集合し、ぶくぶく茶と禅体験

オーナーの島袋さんが待っていた。



この店はぶくぶく保存会の流儀で、さんぴん茶に煎った米を入れるが、硬水に浸さないと泡が立たないそうだ。


三三九度の飲み方で飲んで鼻に泡をつけて笑い合う。素敵な時間でした。


笑い合った後は、曹洞宗で得度を積んだ和公さんによるマインドフルネス(瞑想)の時間。そして、それぞれの自慢話を通してこれまでを振り返る時間でしたが、これはイコールこれからを考える時間なんですね。


その後、修了式。荒川教授から一人一人に終了証書をお渡しした。


やちむん通りを少し歩き、古民家を改装した琉球料理店「命果報」にて懇親会。


最後に参加者から感想を述べてもらって13時に解散。今回は初めて沖縄本島を離れ、久米島への1泊2日を折込んだプログラムでした。


これで、年内の予定は終わり、来年度に向けて動きます。  HK

at 21:27, ケンちゃん, in 沖縄

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沖縄3日目はフィールドワーク

シニア短期留学3日目は、前日の講義で学んだテーマ「沖縄の交易史」は沖縄ブライダル観光専門学校生と一緒にフィールドワーク。昼までの講師は沖縄大学教授の緒方脩氏。


まずは、中国福州市からやってきた久米村三十六姓記念碑。昨日歩いた福州園の向かいにある。


那覇市内離島行き船着場とまり地区にあるバジル・ホール記念碑。1816年9月に彼は英軍艦ライチ号で来琉し、40日間の滞留で「朝鮮・琉球記」を出版。「武器のない国」としてナポレオン1世に紹介している。


ペリー提督上陸記念碑は古くから外国人が眠り、ペリー提督の従者も眠っている。


そして糸満市大渡海岸のジョン万次郎記念碑を訪ねた。2018年2月に建立されている。


土佐の漁師が流され、アメリカに渡り、日本に帰ったジョン万次郎が初めて上陸したのが沖縄本島。

薩摩藩の聞き取りなどを経て、徳川幕府に召替えられ、通訳士に取り立てられた。その数奇な運命には興味を覚える。


昼食はSeamen's Clubで。ここは会員制で米国人などの利用の多いところ。今回は和風ハンバーグでしたが、添え物のマッシュポテトにはグレービーソース。少しアメリカの味でした。


午後のフィールドワークはANAカーゴを特別に訪問。


おだ副支店長に案内していただいた。
国の交付金を活用して観光に次ぐ第二の産業として物流の拠点を設けた全日空の事務所やコンテナヤードを見学した。



国際旅客は世界42カ国65都市1170便/週の運航に対し、貨物は国際33路線165便、国内9路線45便(2018.11現在)が運航されている。

朝取れた農水産物が香港や東南アジアなどへ翌日の朝には着けたり、精密機械やパーツ輸送など在庫管理やスマホの新商品投入などで利用のメリットがある。


景気停滞などによりビジネスとしては不安定な部分もあるようだが、沖縄の存在感を示す流通現場を見ることができ、貴重な体験でした。


見学した時間帯はのんびりムードでしたが、夜中の12〜2時の時間帯はまさに戦場になるそうだ。 


この日はジョン万次郎が帰国の際に沖縄に上陸したことを初めて知り、皆んな改めてジョン万がすごい人だと感心しきりでした。  HK

at 21:25, ケンちゃん, -

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沖縄2日目

シニア短期留学2日目、県庁前駅で集合し、琉球大学文化系総合棟に車で移動。


法定模擬室にて90分の講義が2コマ。早く着いたので、裁判官の席あたりをうろうろ。


講義のテーマは、ドクター平川宗隆氏による「琉球王国と中国との交流史・食文化」。


中国・明王国が琉球の馬と硫黄をモンゴルとの戦いに必要とし、毎年の朝貢を認めてきたことで中継貿易が可能だったこと。徳川幕府の鎖国の見本となった明の海禁政策により、琉球王国は福州の港を指定された。日本は10年に一度だが琉球は延べ171回の冊封(さっぷう)・進貢の関係を結んだこと。福建省とのつながりもあり交易が行われ、沖縄の食文化が客家に似ていることなど。


二講目は、琉大琉球アジア文化学科教授 豊見山和行氏の「琉球王国と諸外国の交流史と交易」。


進貢(朝貢)は隷属することかと思っていたが、お土産を持って挨拶に行くと倍以上のお返しがあり、そのお返しが大きいこと。一種の取引であり貿易を伴うので、進貢はこれが大きな目的だったそうだ。


いずれも600年以上前から沖縄と福建省福州がつながる歴史を実感する講義でした。


昼食は学生食堂。荒川教授のゼミ生も合流して一緒に食事しながら今どきの学生との会話をそれぞれ楽しんで、午後はめいめい路線バスで市内に戻った。

夕食はめいめい自由に過ごしたことと思います。私は牛肉ステーキが食べたくてサウザンステーキハウス。


200グラム1,000円のメニューを選びました。赤身なのでまだまだ食べれそうでした(^^)。 

HK

at 21:57, ケンちゃん, in 沖縄

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沖縄のプログラムが開講

11月17日、那覇市内「福州園」大門入り口で集合。福州園は1992年に中国式庭園として開園した。


まずはまちま〜い(那覇まち歩きガイド)の案内で庭園内を歩く。


中国・民と琉球との進貢・冊封で指定されたのが福建省福州の港であり、600年前に福州から沖縄本島久米に移住した「久米村三十六姓」ゆかりの福州園は今回のテーマ「中国や諸外国との交流史」に相応しい舞台。


開講式・懇親会は近くの「台北飯店」。この辺りに移住した人たちが多く住み、中華料理店も多いそうだ。


私から参加の謝意をお伝えし、沖縄事務局/イーストホームタウン沖縄の相澤さんからオリエンテーション。


このプログラムの総監修/荒川教授から今回の趣旨などお話ししてもらい、開講宣言。


その後、和食や中華取り混ぜた料理を楽しみながら懇親会では、参加者の近況報告など。


こんな目にも綺麗な茶碗蒸しのような料理が出たり。あっという間にお開きの時間になりました。


それにしても、久米島と久米村が何の関係もないことを知ることになりました。

さて、待ちに待ったシニア短期留学が開講です。 HK

at 22:33, ケンちゃん, in 沖縄

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